Webデザインを学ぶならどの学校を選べば良い?

ひとくちにWebデザインを学ぶといっても様々な方法があります。
コロナ渦だったこともありましたが、今では通信教育だけでなく個人が教えるオンラインサロンや通学型ではない自宅にいながら学べるオンラインスクールなどで学習する方法も充実してきています。
しかしながら、「デザインをどうやって学ぶか」よりも重要なのが「デザインの考え方や基礎を学べるかどうか」ということが最も重要です。どうしてもデザインと聞くと感覚的なものと思ってしまったり、センスが重要と思いがちですが、「デザインする」ということは必ず何かの目的を達するためであったり、または何かの役割を担っています。
デザインを学ぶには、こういった「このデザインは何のために?」というデザインの基礎ともいえる考え方を養える環境(手段)を選びましょう。
初心者こそデザインの基礎を独自の解釈をしてしまう可能性がありますので、ここでは、デザインの考え方がしっかり学べる美術大学・デザイン専門学校・デザインスクールの3つについてみていきたいと思います。

美術大学

学習期間 学費 年齢 学べる内容
一部短大を除き4年間 私大:約700万円
公立:約400万円
18歳~ 基礎から
美術大学でWebデザインを学ぶ一番の利点は、直接Webとは関連性のない部分も含めた、総合的なデザインについて学べることでしょう。
そもそも美大は、文科省の定める“大学”の要件を満たすため、4年の通学期間の内、2年間は美術と関係の無い一般教養も学習しますので。そうした知識は、即Webデザインの仕事に役立つというわけではありませんが、デザインその物に深みを与えるのに寄与するでしょう。
ただし、現在国内にある27の美大のいずれもが入学難易度が高く入学にあたっては美大進学専門予備校でデッサンなどを学ぶ必要があります。
やはり、入学難易度が高ければ、その分卒業した際にもメリットがある、ということなので努力してみる価値は十分ありそうです。やはり、4大卒、という業歴は就職にも有利には楽場合もありますよね。

美大でWebデザインを学ぶのはアリ?ナシ?

専門学校

学習期間 学費 年齢 学べる内容
1~2年間 約250万円 18歳~ 基礎中心
最短1年で基礎を身につけることができる美術系専門学校は、美大進学を経済的に諦めた優秀な学生を受け入れるために様々な工夫をしています。奨学金制度はどこの学校も取り入れており、優秀な学生は授業料を免除する専門学校もあるとか。
授業は、美大受験者が予備校で習ったデッサンから開始。基礎からではありますが、短期間でスキルを身につけられるのが専門学校のメリットでしょう。就職対策も万全ですので、学校内でスキルを磨けば、即戦力として就職することが出来て、中にはインターン制度も充実している学校も。ちなみに、美大入学には、美術系予備校は必須ですが、専門学校入学には、こうした受験対策をする必要がないのも魅力です。

じゃあどの専門学校が良いの?

デザインスクール

学習期間 学費 年齢 学べる内容
3ヶ月~1年 約30~80万円 全年齢 即戦力スキル中心
実はWebデザイナーになる一番の近道は、このデザインスクールです。実際にWebデザイナーとして活躍している人達が、スキルUP目的で入校するのも、この種のデザインスクールです。
つまり、最も実践的なテクニックが学べるということ。即戦力になる人材を育成するため、短期集中型カリキュラムを組んでいるので半年程度でもデザイン・コーディング・プログラミング全般をひととおり身に付けることができるのも魅力です。
少人数制の学校が多いため、短期でも個別指導に近い形でじっくり学べるのも魅力的。

デザインスクールと専門って何が違うの?

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