デザインに影響を与える白色の特徴について

白色のイメージ|デザイン

白は、PCでは背景色としてよく利用されウェブデザインでも基本となります。清潔、神聖といった清らかなイメージを与え、医療関係や冠婚葬祭関係などにふさわしいです。他の色のコントラストを強調する働きがあり、白をベースにして他の色を加えることにより濃い色はよりはっきりと、淡い色もその良さを強調することができます。

無彩色なのでどんな色とも相性が良く、加える色がどんな色であっても印象こそ変われど悪い組み合わせにははなりません。方向性としては、すっきりとして無駄の無いデザインに特に向いていますが、シンプルすぎてつまらないものにならないよう注意する必要があります。また、膨張色であり、大きくあるいは広く見せたいものに使うのも効果的です。

白を使うのに向いているサイトの特徴

白はパソコンの背景色にも使われるため、一番馴染みがある色だといえます。白をベースとしたサイトに向いているのが、文章が多い記事を書く場合や、写真やイラストが多いサイトにおすすめです。文章が多いサイトは読者に読みやすく、目が疲れにくい背景色が好まれます。また、写真やイラストが多いサイトだと、色のケンカがおきない色を基調とすることで、より作品がはえてくるため、こういったサイトにはおすすめの色といえます。

白を使うのに向いていないサイトの特徴

白の背景色が適さないサイトというのは、サイトで紹介しているコンテンツの色彩が同系色を基調としたデザインの場合です。背景との見分けがつけにくいため、読者にとっては読みにくく、またイ、ンパクトさに欠けてしまいます。サイトのメリハリをつけるためにも、「白」「黒」といったように対極にある色合いを意識しながらデザイン性を考えていくことが大切になります。デザイン性を意識するあまり、サイトを訪問してくれる読者の利便性も合わせて考えることが必要です。

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