テキスタイルデザイナーの仕事で服飾系に進む道も

ファッションを影から支える仕事ならテキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーとは、ファッションやインテリア業界で、ファブリックをデザインするお仕事です。このファブリックとは、布地や織物のことで、つまり平たくいえば、布地をデザインするお仕事ということになります。

布地とは、例えばファッションであればもちろん服の布地ですし、インテリアであればソファカバーやクッションカバーなどもありますし、ソファやベッドの表面のテキスタイルをデザインするデザイナーとなっています。

気をつけたいのは、この仕事にはどの布地にするかを選ぶということは含まれていません。あくまでどのような布地にするかというテキスタイルのみのデザイナーです。素材や色、織り方にこだわることで、これまでなかった布の効果を考えるお仕事となっています。

あまり耳馴染みがしない職業かもしれませんが、実際には様々なところで活躍しています。仕事内容は布地をデザインするのですが、この時にゴール地点となる様々な商品を見据えてデザインする必要があり、テキスタイルを好きにデザインできるデザイナーはまずいません。

この仕事の場合は、テキスタイルとしての布地だけではなく、合わせてインテリアデザイナーやファッションデザイナーとしての仕事を兼任していることもあります。

企業内で働いている人が多数で、フリーでテキスタイルデザイナーのみで働いている人はそういません。仕事内容によって、インテリアに特化している人もいればファッションに特化している人もいます。

両方の知識があるのに越したことはありませんが、テキスタイルの場合は用途によって色合いや通気性、風合いや肌触りなどにも気を配るポイントが変わってくるため、両方の知識がありながらどちらかが得意、というデザイナーも少なくありません。

働く社会人のための本格的なデザインスクールはこちら

    

このページの先頭へ