テクスチャーデザイナーってどんな仕事?気になる年収まで解説
テクスチャーデザイナーという仕事は、まだそこまで知名度が高い仕事ではありません。ですが、様々なところで募集が行われている新しい求人として、注目されています。
この仕事は、主に3DCGの現場において求められています。その3DCGで作るものの質感を表すため、表面の質感を考えて表現するのがデザイナーの役割です。テクスチャーと一口に言っても、その世界の世界観を表し、時代や背景に応じたテクスチャーを作ることになるのです。
他のグラフィックデザイナーの仕事よりも数段手前の工程となる場合は比較的早めにデザインに取り掛かる必要があります。また、キャラクターデザインや設定を作ったシナリオライターの意見を受け入れたものを作る必要があります。
このテクスチャーに関しては、そこまで大きなデザインというわけではないこともあり、中には他のグラフィックデザイナーやアイテムデザイナーが兼任していることもあります。また、中小の企業であれば、専用のテクスチャーデザイナーを置くことはあまりありません。
このため、比較的大手ゲーム会社やCGグラフィックを行う企業が専用の仕事を行う人として採用することがあり、年収もだいたい300から400万円程度となっています。また、専任というわけではなく、もし作業手順で手が空けば他のデザイナーの仕事内容をサポートする仕事も任されることがあります。
テクスチャーを再現するという仕事上、パソコンに詳しく専用のグラフィックソフトウェアを使いこなせることが最も大事なことになってきます。
また、テクスチャーの光の当たり方や反射の仕方なども計算し、デザインの際に反映させる必要があります。ただ、世界観を表す重要な役目ですので、とてもやりがいはあるでしょう。