深緑色のイメージ｜デザイン
深緑色からは「ナチュラル」や「素朴」、「飾り気の無い」といったイメージを強く受けることが出来ます。前に出て目立つ色でないことから印象がやや弱いことが多いこの色ですが、その色が持つ「懐かしさ」や「古びたもの」といった印象は、デザインに含ませることによって受け取り手に対して「優しさ」や「サポートする」といった印象を与えることが出来ます。
同系色である、比較的明るい緑色と異なる点は、時間が経った木々や、枯れかかった葉など、老熟したイメージを与えることが出来るということでしょう。疲れている人にとっては特に目を引く色であり、デザインの分野において使用される際には、癒しや受容といったイメージを与えたいという意図を持って使われることが多い色です。
深緑を使うのに向いているサイトの特徴
ウェブサイトを作成する際は、背景に使用する色が重要です。初めてウェブサイトを作成した人であれば、無難な色で済ませようとする傾向にありますが、専門的な内容を取り上げるプロのサイトにおいては、深緑が最適です。
深緑というカラーを使用すると、拝啓の色自体にプロフェッショナルな印象があり、作成者に高いスキルがあることが予想されます。見ている人に、プロとしての実力を示すために、最も相応しいカラーだと言えます。
深緑を使うのに向いていないサイトの特徴
プロフェッショナルなイメージが強い深緑は、一般的な内容のウェブサイトには向いていません。専門的な人を対象とするのではなく、ごく一般の人々に閲覧してもらいたいウェブサイトでは、穏やかな印象を与えることが大切になります。たとえば、水色、ベージュ、シアンといった色です。
落ち着いた内容のウェブサイトの背景カラーを深緑にしてしまうと、見に来た人を身構えさせてしまいます。適切な配色を心がけることで、見る人を楽しませることができます。
