デザインに影響を与えるグレー色の特徴について

グレー色のイメージ|デザイン

グレーという色の定義は非常に難しく、白と黒のみで構成される無彩色のものから、様々な色を組み合わせて出来る、色相を持ったものまで、数限りない種類があります。またその濃度、明度によってもライトグレー、チャコールグレーなどの様々な呼び名があります。その為、デザインにおいてどの色を選択するかは、非常に繊細な判断が必要となります。

周りの色と呼応していないと、見る人に濁っているという印象を与えます。また、適切な配置と面積で使用しないと、暗い、汚いといったイメージを持たれかねません。メインカラーに使用する場合には、イメージに合った適切な色の選択が必要でです。また、サブカラーとして使用する場合には、赤味を増やすのか、黄味に寄せるのか、組み合わせる色に最も合う色を、見つけ出す事が大切です。

グレーを使うのに向いているサイトの特徴

グレーは無機質な色で全体の調和をさせるのにはいい色です。この色は様々なサイトに使用することが出来ます。影として使用するとサイトのオシャレ度等が増します。

色と色の間に入れるとそのコンテンツが浮き見やすくなり注目を集めるのに最適です。グレーを背景にして説明文等を書けば、メインで押し出したいコンテンツを邪魔せずにサイトに馴染ませることも可能です。カラーデザインを活かすことによって更に見やすく優れたデザインのサイトが出来上がるのです。

グレーを使うのに向いていないサイトの特徴

グレーは中間色なのでこの色を使用しすぎると中途半端なサイトになってしまう可能性もあります。例えばモノクロのサイトを作っても全体的に濃淡を使い分けないと見づらくなります。もとが黒と白の中間なので、文字が見づらくなってしまう可能性もあります。

グレーはメインで使用するのは厳しいでしょう。もちろん金属的な色合いを出せたりもしますが、原色を際立たせるための脇役の色として使用したほうがより良い活用法ができるはずです。

働く社会人のための本格的なデザインスクールはこちら

    

このページの先頭へ