デザインに影響を与える銀色の特徴について

銀色のイメージ|デザイン

「スマート」や「大人」といった印象を強く持つ色が銀色です。この銀色には「冷たい」や「洗練された」、「硬い」というイメージが強く付いており、また金色と同じく高級感を与える色として認識されています。しかしながら、金色よりも控えめであることから、落ち着いたイメージや洗練された都会的なデザインなどとよくマッチします。

デザインに使用した際には、受け取る側に対して「押し付けてこない高級感」を演出することが出来るでしょう。高級車や高級腕時計などにもよく使われるこの色は、「成功者」というよりもむしろ「デキる人」といった印象を与えるのに効果を発揮します。ですが反面、自然界には少ない色であるという面もありますので、人工的な印象を与えてしまうことも多くありますので、デザインに用いる際にはその点に留意した方がベターであるといえます。

銀を使うのに向いているサイトの特徴

銀色の使用は、自社の商品の輝きや、高級感をアピールしたい有名アクセサリーブランドなどに向いています。銀には金のようなぱっと目を引く華やかさや派手さはありません。

ですが、その分洗練された印象と、一歩引いた大人の落ち着きを演出することができます。またアクセサリーにおいて高級素材であるプラチナを連想させるカラーでもあるので、さらに高級感を増幅させ、見た人によりハイグレードなイメージを持たせる効果が期待できます。

銀を使うのに向いていないサイトの特徴

銀は高級感を感じさせるカラーですので、扱う商品が低価格であることを前面に出したいサイト、特に激安を謳っているようなショップでの使用は不向きです。そのためバーゲンセールの広告などにもマッチしないカラーであると言えます。また、高級感や上品さなどといった、よそ行きの印象を与えるカラーでもあるので、下町の商店街など利用者に親しみを感じてもらいたいサイトや、普段着で楽しんでもらいたいイベントの告知などにも、向かないカラーです。

働く社会人のための本格的なデザインスクールはこちら

    

このページの先頭へ