身の回りの生活品をデザイン!インテリアデザインについて知ろう

インテリアデザイナーとは、住宅や商品に関する幅広い知識を取得し、関わる専門的な技術などを駆使する仕事全般を指す。仕事内容は幅広く、インテリアコーディネーター、建築士などと重なる領域も多いのが特徴。

仕事の内容

仕事は2つに分類されます。1つ目は一般住宅や集合住宅など、様々な空間を設計する仕事。2つ目は、家具やじゅうたん、照明機具などインテリア用品などをコーディネートする仕事です。

あると就職に有利な資格

インテリアデザイナーとして特別必要な資格はない。しかし、下記を持っていると就職というよりは、独立した方に有利。

・インテリアコーディネーター試験1次・2次
公益社団法人インテリア産業協会
インテリア業界の登竜門的資格。インテリア商品と販売の基礎知識、インテリア計画と技術の基礎知識、2次は論文・プレゼンテーション試験で総合的な実務能力を見る。
年1回実施(1次10月・2次12月)/基本(1次+2次)タイプ
費用:同一年度内に一次試験と二次試験 14,850円(税込)、1次試験のみ・二次試験のみを受験する方(一次試験に合格している方のみ)11,550円(税込)
・インテリアプランナー試験
公益財団法人建築技術普及センター
インテリア空間のあり方を提案していく専門家を養成する。
年1回実施(11月)
費用:学科試験(9,900円)+設計製図試験(16,500円)/26,400円
・二級建築士
公益財団法人建築技術普及センター
インテリアデザイナーも建築士の資格を持つと仕事の幅が広がる。
年1回実施(7月)
費用:18,500円

必要なスキル

▶デザイン必須ツールのIllustrator&Photoshop
▶CAD=主にVector Works
▶設計製図の技術
▶デザイン表現
▶建築構造に関する知識

就職先

設計事務所
建物の設計からインテリアまでを一つの事務所で行うため、インテリアデザイナーはチームの一員として、商空間デザインを担当します。
空間・インテリアデザイン会社
既に建築されている空間のデザインを行う場合、クライアントの意向を汲んで、予算内で収めることも大切です。

職場から

コメント設計事務所:Dさん
一般の住宅のデザイン設計を行う事務所で働いています。下積み時代が長いので、この期間を耐えられるかがデザイナーとして成功するかの鍵になると思います。仕事をこなして、クライアントの信頼を得れば、収入も上がってくるため、将来的には独立も可能。デザインスキルだけでなく、コミュニケーション能力も必要です。
コメント建設会社:Eさん
大手建設会社で、住宅のリノベーションを主にしています。営業が別にいるので、口下手でも大丈夫ですが…最低限の対人スキルでは必要。独立して個人事務所を構えた専門時代の友人が多くいます。デザインの提案から見積もり、現場の設計監理、諸官庁検査の立ち会いなど、個人事務所は仕事も多様なようです。

このページの先頭へ