職業訓練のWebデザインコースでは就職が難しい理由

「無料で学べるから」という理由だけで職業訓練校を選ぼうとしていませんか?
結論から言うと、本気でWebデザイナーとして就職・転職したいなら、職業訓練だけに頼るのはリスクが高いと言わざるを得ません。

なぜ「やめとけ」という厳しい声が多いのか。現場のリアルな事情と、厚生労働省のデータからその理由を紐解きます。

1. 「基礎」しか学べず、現場レベルとのギャップが埋まらない

職業訓練のカリキュラムは、PhotoshopやHTML・CSSの基本操作など、初心者向けの入門内容が中心です。テキスト通りの操作は覚えられますが、これだけでは「言われた通りに作るオペレーター」止まりです。

実際のWebデザイナー求人では、以下のようなスキルが必須条件になりつつあります。

  • Figmaなどの最新UIデザインツールの活用(職業訓練では扱わないことが多い)
  • UI/UX設計の知識(見た目だけでなく、使いやすさを設計する力)
  • CMS(WordPress等)のカスタマイズや実装経験

企業が求めているのは「ツールの使い方が分かる人」ではなく、「クライアントの課題をデザインで解決できる人」です。この「思考力」や「実践力」は、職業訓練の画一的なカリキュラムでは身につきにくいのが現状です。

2. 就職率「〇〇%」の数字に含まれる罠

「就職率80%」といった数字を見ると安心するかもしれませんが、ここには注意が必要です。
厚生労働省のデータによると、デザイン分野での職業訓練修了者の就職率は、公共訓練で67.7%、求職者支援訓練では55.9%にとどまります。

さらに問題なのは、就職先の中身です。

  • Webデザインとは無関係の事務職
  • デザインスキルをほとんど使わないネットショップの運営補助
  • 非正規雇用のアルバイト

これらも「就職」としてカウントされることがあります。「クリエイティブ職として第一線で活躍できる企業」への就職率は、想像以上に低いことを覚悟しなければなりません。実際に「クラス20人中、希望のデザイン会社に入れたのは2人だけだった」という体験談も珍しくありません。

3. ポートフォリオ(作品集)の質で負けてしまう

未経験者の就職活動で最も重要なのは「ポートフォリオ」です。
職業訓練では、全員が同じ課題に取り組むため、ポートフォリオの内容が似通ってしまい、採用担当者の目に止まりません。

一方、専門スクール出身者は、プロ講師の指導のもと、オリジナリティのある企画や、ビジネス視点を取り入れた作品を作り込んでいます。採用面接の場において、職業訓練出身者の作品は「見劣り」してしまい、書類選考で落とされてしまうケースが多発しています。

「費用」の壁を突破する。給付金で賢く学ぶ「第3の選択肢」

「職業訓練が厳しいのは分かった。でも、専門スクールに通うお金がない…」
そう諦める前に知ってほしいのが、国の給付金制度をフル活用して、ハイレベルな教育を受ける方法です。

東京デザインプレックス研究所の指定コースなら、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」や「教育訓練支援給付金」を活用することで、金銭的な負担を劇的に抑えながら、業界最高水準のスキルを習得できます。

なぜ東京デザインプレックス研究所なのか?

  • 「ビジネス×デザイン」を学ぶ:単に綺麗に作るだけでなく、事業の成長に貢献するための戦略的デザインを学びます。これが採用担当者に最も響くスキルです。
  • 現役トップクリエイターによる直接指導:教科書通りの授業ではなく、現場の最新トレンドや「今」求められている技術(Figma, UI/UXなど)を吸収できます。
  • 最大64万円の給付金対象:学費の最大70%〜80%が国から支給されるため、実質的な負担額は職業訓練に通うのと大きく変わらないケースもあります。
  • 生活費もサポート(教育訓練支援給付金):条件を満たせば、受講中の生活費として失業手当(基本手当)の日額約80%相当が支給されます。
  • 圧倒的な就職支援:ポートフォリオの個別添削や、デザイン業界に特化したキャリアカウンセリングにより、希望する職種への就職を強力にバックアップします。

「タダで学ぶ」ことにこだわって時間を浪費するのではなく、「給付金を使って賢く投資し、確実なリターン(就職)を得る」。これが、未経験からWebデザイナーとして成功するための最短ルートです。

ここからは、給付金対象となっているおすすめの2つのコースを紹介します。

デジタルコミュニケーションデザイン総合コース

Webデザインだけでなく、グラフィック、エディトリアル、マーケティングまで網羅。
「Webも紙もできる」「マーケティング視点がある」という強みは、制作会社だけでなく事業会社のインハウスデザイナーとしても重宝されます。

カリキュラムの特徴:
グラフィック、Web、デザイン、アートディレクションを実務レベルまで網羅。単なるオペレーションではなく、ブランドとして統一感のあるデザインを具現化できる人材を育成します。ITSS(ITスキル標準)レベル4相当の高度なスキル習得を目指します。

目指せる職業:
アートディレクター、Webデザイナー、UIデザイナー、グラフィックデザイナー、広報・マーケティング職など

給付金活用例:
通常学費:1,386,000円(税込)
給付金支給額:最大 640,000円
自己負担目安:約 746,000円〜(※条件によりさらに負担減のケースあり)

  • トータルデザイン力:Illustrator、Photoshop、Figmaなどのツールスキルに加え、デザインの原理原則を徹底的に叩き込みます。
  • 実務直結のプレックスプログラム:現役のプロ講師と共に、実際のビジネス課題を解決するプロジェクトに取り組み、強力なポートフォリオを作成します。
  • 未経験からプロへ:クラスメイトと共に切磋琢磨できる少人数制対面授業で、モチベーションを維持しながら学習できます。

「Webだけでなく、デザイン全般のプロになりたい」という方に最適なコースです。

このコースにご興味をお持ちの方は、東京デザインプレックス研究所の「デジタルコミュニケーションデザイン総合コース」をご検討いただき、資料請求や個別カウンセリングをご利用ください。あなたの場合、いくら給付金が受け取れるか試算することも可能です。

東京デザインプレックス研究所

UXデジタルプロダクトデザイン総合コース

これからのWeb業界で最も市場価値が高い「UX(ユーザー体験)設計」「UIデザイン」に特化した、国内でも希少な本格コースです。

カリキュラムの特徴:
国内初の本格的な「UX/UI設計」プログラムです。ユーザー視点での問題解決(リサーチ、要件定義、情報設計)から、FigmaやJavaScriptを用いた実装までを一気通貫で学びます。「見た目を作るだけ」のデザイナーから脱却し、ビジネスの上流工程から関われる人材を目指します。

目指せる職業:
UXデザイナー、UIデザイナー、Webディレクター、プロダクトマネージャー、Webデザイナー

給付金活用例:
通常学費:1,386,000円(税込)
給付金支給額:最大 640,000円
自己負担目安:約 746,000円〜

  • UX/UIの専門性:人間中心設計、行動経済学など、独学や職業訓練では触れられない深い知識を習得します。
  • 最新技術の習得:HTML5、CSS3、JavaScriptに加え、デザインシステムの構築やレスポンシブデザインなど、モダンな開発フローを実践します。
  • 希少価値の高い人材へ:UXデザインができる人材は圧倒的に不足しており、就職・転職市場での評価が非常に高くなります。

「作って終わりではない、成果を出すためのデザイン」を極めたいなら、迷わずこのコースをおすすめします。職業訓練では絶対に学べない領域です。

詳細は東京デザインプレックス研究所の「UXデジタルプロダクトデザイン総合コース」をご確認ください。個別カウンセリングでは、実際の卒業生のポートフォリオを見ながら、キャリアの相談が可能です。

東京デザインプレックス研究所

【生活費も支給】教育訓練支援給付金制度について

「学校に通っている間の生活費が心配」という方のために、教育訓練支援給付金制度があります。

これは、45歳未満で離職し、専門実践教育訓練(上記で紹介したコースなど)を受講する場合、受講期間中の生活を支えるために支給されるものです。
支給額は基本手当(失業保険)の日額の約80%(※令和6年度までの暫定措置の場合あり・要確認)が支給され、安心して学習に専念できる環境が整います。

「学費の給付(最大64万円)」+「生活費の給付」
このダブルサポートを活用すれば、金銭的なリスクを最小限に抑えつつ、職業訓練とは比較にならない高品質な教育を受けることが可能です。

自分が対象になるか、具体的な金額はいくらか。これらは複雑な計算が必要なため、まずはプロに相談するのが一番の近道です。
東京デザインプレックス研究所の**個別カウンセリング**は無料ですので、まずは情報の確認だけでも行ってみることを強くおすすめします。

【無料】個別カウンセリングで給付金の受給診断を受ける

関連記事:
東京デザインプレックス研究所の評判・口コミはこちら
グラフィックとWEBデザインを両方学べるスクールは?
社会人向けおすすめWEBデザインスクール【就職・転職・フリーランス】
働きながらデザインを学ぶ 忙しい社会人がデザインスクールで学ぶには?

このページの先頭へ