ディレクションの仕事ではデザイナーとの対話に注意

ディレクションが主な仕事の時に他デザイナーとの間で注意すること

ディレクションとは、様々な際にデザイナーとクライアントの間に立って、様々な要望や注意事項、需要などについての意思の疎通をし、さまざまな意見をまとめていき作品を完成させる仕事です。

このディレクションを行う仕事をディレクターといい、企業によっては最初からディレクションを行うディレクターとしての採用もあれば、デザイナーが経験を積んでディレクションを行うディレクターになるケースもあります。

また、中にはプランナーがディレクターまで兼任することもありますし、全く未経験者がディレクターになることもあります。注意したいのは、担当するデザインについてデザイナーのように詳しいことが求められるということです。

またお互いの意見をすり合わせることや納期について注意が必要な仕事です。デザイナーの経験を多く積んだ人の中には、ディレクション業務に興味が湧くことがあるでしょう。

この業務の際は、いくつか注意があります。ひとつは、クライアントの需要や要望をまとめ、きちんとデザイナーに伝えることです。これはなるだけ書面やデータなど、形に残るようにして対応するといいでしょう。

クライアントの要望を満たすのは、ディレクションを行う際比較的重視するべきことであり、また注意する必要があることです。

ただ、その一方でデザイナーがなぜこのようなデザインにしたのかの理由に注意し、その理由がきちんとしたものであれば、きちんとクライアントに伝えた上で、お互いの要望や条件などをすりあわせていく必要があります。

ディレクションはクライアントの御用聞きではなく、デザイナーにイメージを伝えてクライアントの需要を把握する仕事です。注意することは、けしてどちらかに肩入れしすぎないこと、といえるでしょう。

お互いの話を聞き、すりあわせ、時に新しいことを取り入れながら、納期を意識することがディレクションでは大事なことです。

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