デザインに影響を与える茶色の特徴について

茶色のイメージ|デザイン

茶色は落ち着きがあり、そして木の幹や土のような自然のものが連想させるナチュラルなカラーです。私たちが踏みしめる地面や、どっしりと年輪を重ねた大木の幹のように、見ている人を包み込んでくれそうな温かさやぬくもりさえ感じられます。デザインのベースカラーとして使っても黒ほど重たくならず、どこか温かみを感じさせる効果も狙えます。

ピンクや水色のようなパステルカラーとの相性も良く、組み合わせると可愛らしくやわらかな雰囲気を表現することができます。また、同じ自然のものに通じる色であるグリーンや、ナチュラルなイメージのあるベージュとの相性も良く、そうした色と組み合わせることで、心安らぐ雰囲気や落ち着きをより一層表すことが可能です。

茶を使うのに向いているサイトの特徴

茶色はどっしりとしたぬくもりを感じる事が出来るカラーです。アースカラー等にもよく使われている色や、伝統的な色としても使用されています。例えば、木材を扱った会社等にはあっています。建築会社のイメージカラーとしてもいいでしょう。その他にも、日本や世界の昔の建造物を紹介するサイトにも効果的だと思います。緑色と合わせて自然感を表すデザインに使用するのも、ナチュラルで見る人に安心を与えるサイトをデザインできるでしょう。

茶を使うのに向いていないサイトの特徴

茶色は自然な印象を与えるイメージですが、人が嫌悪感を感じるような内容に使用すると途端に汚い色合いに見えてしまったりします。黒いイメージなどの不安や恐怖の話等を扱ったサイトに使用すると、逆に恐怖が和らいでしまって雰囲気を壊してしまいます。またポップカラー等とはかけ離れてしまったりします。クールなイメージのサイトをつくる場合にも茶色は違うイメージになるでしょう。IT会社等のサイトには流用されることは少ないでしょう。

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