デザインに影響を与えるレモンイエロー色の特徴について

レモンイエロー色のイメージ|デザイン

レモンイエローは黄色の中でも蛍光イエローに続いて、彩度の高い黄色です。一般的な黄色よりも発色や彩度が高く、一般的な黄色がやや赤味を帯びているとすれば、レモンイエローは若干の青味を帯びており、やや黄緑色に寄った黄色と位置付けることができます。レモンイエローは純色で、他の色を混ぜ合わせても表現することは困難です。

非常に彩度が高い為、デザイン上では常に目を引き、ポイントとなります。配置や面積など、使用する際にはバランス感覚を要求されます。一方で、明度が高いため、デザインに多く使用しても重たい印象を与えません。また、グリーン系やレッド系との相性も良く、またブルー系やパープル系の色とは補色関係で引き立て合うため、とても使いやすい色でもあります。

レモンイエローを使うのに向いているサイトの特徴

レモンイエローは、通常のイエローにグリーンが少々入った色で、明るく元気で暖かく、それでいてスッキリとした成長性を与える色と言えます。色彩心理学では、黄色はコミュニケーションの色とされ、身に付ければ話しかけやすい、フレンドリーな雰囲気を醸し出す効果があると言われています。また、黄色の好きな人はコミュニケーションを大切にし、機転の効く如才ない性格を持ち、人との話を楽しめる心理状態にあると言われてもいます。

レモンイエローを使うのに向いていないサイトの特徴

その半面、黄色は可視光線の中でも目に入ってくる光の量が多く、目を疲れさせる色です。更に、欲求不満や怒りの感情を生み出す色でもあり、明るい色でありながら、人が癇癪を起こしたり、赤ちゃんがよく泣くのは黄色い色の部屋であることが分かっています。

ですから、緑みのあるレモンイエローなどは、黄色の良い所を引き出し、欠点を抑える色であると言えるでしょう。また、黄色はメタボリズムを高める色とも言われています。たかが色ですが、色はエネルギーです。効果的に利用しましょう。

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