デザインに影響を与える黄緑色の特徴について

黄緑色のイメージ|デザイン

広告やwebサイトなどの制作において、緑色という同系色の中でも、特に明るいイメージを与えてくれる色が黄緑色です。緑色が持つ、「安定感」や「調和」といったイメージはやや薄れてしまいますが、その反面、独特の「若さ」や「元気」といったイメージを印象付けることが出来る色です。黄色が持つ「好奇心」や「幸福」といったイメージと、緑色が持つ「穏やかさ」や「調和」といったイメージを併せ持つこの黄緑色は、デザインの分野においてはナチュラルな印象を与えたり、明るい未来を想起させたりといった役割を持って使われることが多くあります。

しかしながら注意しなくてはならないのが、緑色よりも明るいカラーであるために目立ちやすい点でしょう。特に黄色の要素を含む黄緑色は、「注意してほしい」といった、情報に対するネガティブ寄りのイメージを与えてしまうこともあります。子供特有の元気さを持っているけれど、危うさも併せ持つ色。それがこの、黄緑色であるといえます。

黄緑を使うのに向いているwebサイトの特徴

「黄緑を使うのに向いているwebサイトの特徴」としては、黄緑は、爽やかな芽吹きの色としてのイメージがあります。したがって、爽やかな季節、そして、芽吹きとしてのこれから新しく物事を始めるwebサイトに用いると良いと考えます。

そのように考えますと、例えば、入社、入学に関するサイトや、二十歳を祝うサイト、物事を新しく始めるサイト、例えば学校(習い始める)などのサイトに向いているではないでしょうか?そして、新しい希望に満ちたサイトに向いています。

黄緑を使うのに向いていないwebサイトの特徴

一方で、「黄緑を使うのに向いていないwebサイトの特徴」としては、爽やかさが逆にあだになるサイトや、芽吹きの勢いを感じられないサイトでは、黄緑は控えた方が望ましいと言えます。季節的には、秋から冬のイメージのあるサイトの制作では、黄緑を使うのに向いていないといえます。

また、洗練された黒のイメージが必要なサイトでは、この色は、逆効果になってしまうでしょう。そして、悲しみに関連する情報を取り扱うサイトでは、爽やかさや芽吹きのイメージがある色は、避けるべきではないでしょうか?

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