デザインに影響を与えるコバルトブルー色の特徴について

コバルトブルー色のイメージ|デザイン

コバルトブルーとは限りなく原色に近い青色のことを指します。ブルーにも様々な種類がありますが、ウルトラマリンやシアンと並び、最も彩度の高い青色のひとつがコバルトブルーです。ウルトラマリンがパープル寄り、シアンがグリーン寄りとすれば、コバルトブルーはそのちょうど中間に位置します。

原色の青色に非常に近い為、デザイン上に使用する際は注意が必要です。単純に黄色や赤と同時に使用すると、子供のおもちゃのブロックを連想させたり、モンドリアンという作家の作品をイメージさせるなど、特定の既存のイメージに従ってデザインしたように捉えられがちです。鮮やかでインパクトのあるカラーなので、デザインに使用する際には、イメージを明確にし、組み合わせる色を慎重に選ぶことで、効果的に活用することができます。

コバルトブルーを使うのに向いているサイトの特徴

コバルトブルーが与えるイメージは『ノーブル・気高い・上品な・清潔な』です。もしホームページに使用するならば、清掃等の衛生面を記載したサイトや綺麗なアクセサリーや正装の洋服等を扱うサイトだとイメージに合うサイトを作ることができるでしょう。高貴な物を扱うときも最適だと思います。青には時間を遅く感じさせるイメージや気持ちを落ち着かせるイメージもあるので、リラックスして見てもらいたい場合なども有効な使用方法だと思います。

コバルトブルーを使うのに向いていないサイトの特徴

そのサイトのイメージが違うとどうしても違和感を感じるものです。コバルトブルーのイメージと違うサイトですと、あえてネタを感じさせるサイトや陰鬱な内容を扱ったサイトでしょう。ノーブルや上品なイメージからはかけ離れてしまいます。

ほかにもサイトの内容が白熱させるようなファンサイトやスポーツ観戦サイト等だと、そのサイト主体になっているもののイメージカラー等ではない限り適さない色だと思われます。適した色を使って、理想のサイトを作成しましょう。

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