デザインに影響を与える緑色の特徴について

緑色のイメージ|デザイン

緑はその色合いから、真っ先に植物や葉を連想させられます。そういったものを見て癒されることも多いでしょう。自然な気持ちにさせたり、リラックスさせたりといった効果がある色ですので、癒しや安らぎを目的としたデザインに使うと効果的です。

また植物は安全であるという印象もありますので、緑は安心や安全といった印象を持たれやすい色となります。この効果は安心や安全であることが重要であるデザインに使うと生かされることでしょう。健康食品などに使っても良いかもしれません。そして緑は自然を連想させますので、森林そのものを扱うデザインはもちろんのこと、自然食品に使っても問題ありません。スケールの大きい話になりますと、地球環境を扱ってもいいかと思います。

緑を使うのに向いているサイトの特徴

自然、健康、ヒーリングといったアイデアを推進する美容、健康マッサージ、スパ、ヨガ、整体といったものから、ペット、心理カウンセラー、環境を扱う内容なら、緑色が適したサイトといえます。

緑色は、知と感情のバランスを取り平衡をもたらし、調和や成長を思い起こさせます。早春、再生、生まれ変わる、刷新、回復といった、疲弊したエネルギー取り戻すリラックス効果のある色彩です。私達を現代生活のストレスからまもり健康な生き方を取り戻させてくれる色でもあります。活力を取り戻し、心身ともに「癒し」のある場所には最適と言えます。

緑を使うのに向いていないサイトの特徴

不向きなサイトとは一概に言い切れませんが、使用上注意が必要なサイトとしては、病院、老人ホーム、社会奉仕活動、宗教団体などが挙げられると思います。その目的故に緑色は合いそうなものですが、そのピュアさがかえって妨げられる可能性があります。

緑は、貪欲さ、物欲をも醸す色です。見る人に団体がそのうような団体であるような印象を与えてしまう可能性もあります。また人や物を所有することや、所属の欲求にもこの色は働きます。孤独なシニアにさらなる孤独、若さへの嫉妬や、依存心と依頼心を、健康を害した人には焦りを、恵まれない人々に所有の欲求を掻き立てる可能性は否めません。他の色とのバランスを考えて使用すべきです。

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